ジム・ロジャーズという投資家をご存知でしょうか?
投資家であれば一度は耳にしたことがあると思います。
ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロスとともに「世界三大投資家」と呼ばれているほどの投資家です。
現在、アメリカの投資会社であるロジャーズ・ホールディングスの会長を務めています。
このジム・ロジャーズが2018年秋に売却した日本株を買い戻すことを検討しているそうです。
ジム・ロジャーズに一体どのような心境の変化があったのでしょうか。
ジム・ロジャーズが日本株を手放した理由
ジム・ロジャーズが日本株に見切りをつけた理由は次の2つでした。
そもそも日本株への投資は短期から中期のスパンで考えていた
少子高齢化と増え続ける国の借金で、将来的に日本は衰退すると考えた
そもそも、ジム・ロジャーズが日本株を買い始めたのは2011年頃からとのこと。
買い始めた直後に東日本大震災が起こり、混乱とともに株価が下落しました。
そのタイミングで、日本の復興を確信していたジム・ロジャーズはさらに日本株を買い増したそうです。
さらに、政権が民主党から自民党へと移り、金融緩和政策を打ち出したことでさらに日本株への投資を進めました。
そこから実際に株価が上昇したところで、
そもそも、ジム・ロジャーズが日本株を買い始めたのは2011年頃からとのこと。
買い始めた直後に東日本大震災が起こり、混乱とともに株価が下落しました。
そのタイミングで、日本の復興を確信していたジム・ロジャーズはさらに日本株を買い増したそうです。
さらに、政権が民主党から自民党へと移り、金融緩和政策を打ち出したことでさらに日本株への投資を進めました。
そこから実際に株価が上昇し、含み益が膨らんだタイミングでジム・ロジャーズは日本株を売却し、利益を得たのです。
ジム・ロジャーズが日本株を買い戻す理由
長期的に継続する金融緩和政策でさらに株価上昇が見込める
上昇する米国株につられる形で日本株も上昇すると考えた
ジム・ロジャーズは、アベノミクスの金融緩和政策によってだぶついたお金が日本の株式市場に流れる可能性が高いと考えているようです。
また、アメリカにおいてもトランプが金融緩和政策を押し進める限り、米国株の上昇に伴って日本株も上昇すると話しています。
ジム・ロジャーズがおすすめする日本株
農業関連株
観光関連株
高齢者向けヘルスケア関連株
日本は食料自給率が低く、農業の担い手も少ないため、農業自体がブルーオーシャンであることがジム・ロジャーズが日本の農業関連銘柄に期待する理由です。
近年ドローン等のテクノロジーを使った農業の効率化が行われていることも挙げられていました。
また、日本は豊富な観光資源を保有しており、今後外国人観光客の増加が見込まれるとジム・ロジャーズは話しています。
少子高齢化が進む日本では、高齢者向けのヘルスケア需要も今後増えてくると考えているようです。
ジム・ロジャーズが日本株を買い戻す際の注意点
ジム・ロジャーズは日本株を買い戻すことを検討していますが、少子高齢化や国の負債等の日本の根本的な問題が解決されたわけではありません。
ジム・ロジャーズ本人も、日本株を買い戻すとしてもあくまで短期目線の投資になると話しています。
また、書籍「日本への警告」では、日本株の危険性を訴えている一方で、「誰かのいう通りに投資をするな」とも話しています。
ジム・ロジャーズが日本株への投資を再開したからと言って日本株が上がると決まったわけではありません。
最終的には投資は自己判断で行うようにしましょう。
(情報元:Yahooニュース)
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