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メーシーズ(M)の銘柄分析【配当利回り9%超】

メーシーズ銘柄分析アイキャッチ画像
なみ
なみ
配当利回り9%?!10年持ってたらほぼ元が取れるね!
はるまき
はるまき
異常に高い配当利回りには理由があるよ!よく考えてから投資しよう!

メーシーズ(M)(Macy’s, Inc. )は1851年創業の百貨店を経営する大手小売企業です。

従業員数は約13万人。

メイシーズ、ブルーミングデールズというデパートを約680店舗、ブルーマーキュリーなどの専門店約190店舗を運営しています。

店舗のほとんどが米国内にありますが、2017年にクウェート、2018年にドバイに新店舗をオープンするなど、近年は海外でも事業展開されていたり、ネット販売やモバイルアプリ開発にも注力しています。

突然ですがみなさん、デパート行きますか?

ちなみにはるまきは全く行きません!

わざわざ店舗まで行かずにAmazonなどのネットショッピングで済ませてしまうという人が多いんじゃないでしょうか。

「百貨店」とか「デパート」っていう単語自体久々に聞いた気がします(笑)

今回紹介するメーシーズも拡大するネット販売に押されて業績が年々悪化しています。

これに伴い、株価も右肩下がり。

今回はそんな米国株銘柄のメーシーズ(M)について紹介します。

メーシーズ(M)の基本情報

メーシーズのチャート

リーマンショック後株価は上昇し、2015年7月のピーク時には72ドルまで上がったものの、その後は業績の落ち込みと共に右肩下がりの状態です。

※以下は2020年1月5日時点の情報です。

株価:16.53USD

PER:6.29倍

PBR:0.78倍

ROE:17.91%

ROA:5.57%

S&P格付け:BBB−(ネガティブ)

配当利回り:9.13%!

PER、PBR的にはとても割安な水準です。

言い換えれば、誰もこの銘柄に期待していないということになりますね。

2019年11月には業績不振を受けて、S&P・グローバル・レーティングスが債務履行能力を示す長期発行体の見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げています。

将来的には格付け自体が引き下げられる可能性が高まりました。

メーシーズ(M)の業績

メーシーズの業績

業績は2015年に頭打ちとなり、その後ほぼ右肩下がりの状況です。

純利益率は2%〜6%代と低く見えますが、売上高から商品の仕入れ代金等の経費を引いたものが利益として残るので、利益率が低くなりがちな小売業としては平均的な水準です。

メーシーズは業績悪化のため、2017年には約1万人をリストラ、100店舗以上を閉店させました。

また、2019年11月に発表された3Q決算においても売上、利益ともに2Qに続いて大幅減となり、通期業績予想が再び下方修正されています。

メーシーズ(M)の配当金推移

メーシーズの配当金推移

メーシーズは7年連続増配中であり、2020年1月5日時点で配当利回り9.13%と超高配当銘柄です

配当性向は40%代と適正水準であり、直近で減配される可能性は低いと思われます。

メーシーズ(M)の財務面

メーシーズの財務面

ここ数年のキャッシュフローは右肩下がりであるものの比較的安定しています。

配当金目当ての投資においては、キャッシュフローの安定は評価できるポイントです。

ただし、今年度の通期決算のキャッシュフローはさらに下落する可能性が高いです。

今のキャッシュフローの推移を見ると今後マイナスに転落することも考えられます。

メーシーズ(M)のROA・ROEの推移

メーシーズのROE・ROA

ROEはほぼ10%超え、ROAも5%前後とROA、ROEも2018年には一時回復したもののほぼ右肩下がりの状態です。

2019年通期決算においても資産収益率はさらに下がる見込みです。

メーシーズ(M)の今後と投資方針

メイシーズの店舗数の推移

上のグラフはメイシーズの店舗数の推移を表しています。

2015年にブルーマーキュリーを買収後、メイシーズの店舗を削減し、ブルーマーキュリーの店舗を急速に拡大させていることが分かります。

ブルーマーキュリーは「近所にあるフレンドリーなお店」をコンセプトにしている化粧品専門店です。

メイシーズのような大型デパートを閉店して、ブルーマーキュリーのような専門店にシフトしています。

この事業展開については評価が分かれるポイントとなりそうですね。

また、メイシーズは2017年からドバイやクウェートといった海外に店舗を建てたり、ネット通販を海外輸送にも対応させるなど海外展開に力を入れているようです。

メイシーズの経営戦略

ちなみに、日本からもメーシーズの通販を利用できるようになったみたいです!

「メーシーズを応援したい!」という人は下記リンクからどうぞ。

メーシーズは日本からも利用できます

https://www.macys.com/

投資判断としては、今のところギャンブル的要素が強い投資先なので、配当金狙いの投資としても向かないのではないかと考えています。

このままいけば2018年に破産した米国大手百貨店、シアーズ(Sears)の二の舞になりかねません。

ただし、今の時点で今期の業績悪化は株価にほぼ織り込み済みで、PER、PBRともに非常に割安な水準なので、来期以降の業績回復にワンチャンかけるのであれば投資するのもありかなと思います。

なんとか10年持ち堪えてくれればほぼ元は取れますからね!

なみ
なみ
もちろん投資は自己責任で!
はるまき
はるまき
ちなみに、はるまき自身は3Q決算で株価が落ちたタイミング(14ドル代)で30株ほど買いました!最悪破産しても問題ないと思える金額で投資することをおすすめします(笑)

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