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ADR(米国預託証券)とは?メリット・デメリットは?【高配当株ポートフォリオ】

イギリスの街並みとADRって何?のイメージ
ADRって何?ニューヨーク証券取引所に上場されてるみたいだけど、株じゃないの?
はるまき
はるまき
厳密にいうと株ではないけど、株と同じように売買できるよ!英国、豪州の高配当ADRへの投資はリスク分散の観点からもおすすめ!

突然ですが、イギリス株を買う方法をご存知ですか?

イギリス株は高配当な銘柄が多く、高配当株投資家にとっては是非ともポートフォリオに組み込みたいところです。

そんなイギリス株、実は日本の証券会社から直接買うことはできません。

イギリス株に投資する国内ETF、「UBS英国大型株100(1389)」や「UBS英国株(1392)」(どちらも信託報酬0.2%、分配利回り4%程度)に投資するのもありですが、

「あの英国企業に投資したい!」

と思っても、現地の証券会社に口座を開くというかなり高いハードルをクリアしなければ、直接イギリスの個別株を買うことはできないのです。

そんなイギリスの個別株を簡単に買う方法があります。

それがADR(米国預託証券)を買う方法です。

今回は、「ADRとは何か」という点と、「ADRのメリット・デメリット」について解説します。

ADR(米国預託証券)とは?

ADRとは、American Depositary Receiptの略で、日本語だと米国預託証券と訳されます。

英国株ADRのニューヨーク証券取引所への上場までの流れを下の画像に沿って解説します。

英国株ADRの解説イメージ

①米国のB銀行がロンドン証券取引所でA社株の買付を行なった後、②イギリスの現地銀行にその株を預けます。

預けた後、③米国のB銀行はA社株の所有権を証明する「預かり証」を米国内で発行します。

このB銀行によって米国内で発行されたA社株の預かり証のことをADR(米国預託証券)と言います

この預かり証は、「イギリスの現地銀行に保管しているA社の株は現在B銀行が保有しています」という所有権を証明する書類となります。

④この英国株ADRをニューヨーク証券取引所に上場することで私たち投資家が株を売買するのと同じようにADRを売買することができるようになります。

このA社の所有権を証明するADRを私たち投資家が取得することで、実質的にA社の株を保有しているのと同じことになるのです。

英国株ADRはニューヨーク証券取引所に上場されているため、購入するには、米国株や米国ETFと同じように、各証券会社の海外株式取引ページから銘柄名やティッカーで検索して買付します。

ADR(米国預託証券)のメリット・デメリット

まずはメリットから紹介していきます。

ADR(米国預託証券)のメリット

ADRを活用するメリットは主に4つあります。

4つのメリットは次の通りです。

日本では直接買えない株を実質的に買うことができる

簡単に国際分散投資ができる

英国株ADRには高配当銘柄が多数存在している

二重課税の対象とならない

順番に解説していきます。

日本では直接買えない株を実質的に買うことができる

これは先ほど説明した通り、ADRの最も大きな魅力です。

本来であれば、現地の証券会社の口座を解説するというステップが必要ですが、それをすっ飛ばして英国株や豪州株を購入することができます。

また、買付手数料等は比較的安価な米国株と同じ扱いです。

簡単に国際分散投資ができる

英国株や豪州株をADRで購入しておくことで、国際的に分散投資をすることができます。

しかも、購入方法は米国株と同じなので、手間がかかりません。

なお、ADRはドル建てですので、為替手数料がお得な住信SBIネット銀行で円をドルに交換し、その後ドルをSBI証券に移してから、そのドルでADRを購入するというやり方をおすすめします。

詳細についてはこちらの記事で解説しています。

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英国株ADRには高配当銘柄が多数存在している

例えば、ブリティッシュ・ペトロリアム(BP)は配当利回り6.65%、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)は6.66%、ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)は6.52%といずれも超高配当です。

なお、豪州株ADRであるウエストパック・バンキング(WBK)は7.27%とこちらもポートフォリオに入れたい銘柄の一つです。

二重課税の対象とならない

米国株や米国ETFの弱点の一つとして、二重課税の問題があります。

二重課税って何?という人はこちらの記事で解説していますので参考にしてください。

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国株ADR、豪州株ADRは、ニューヨーク証券取引所に上場されてはいますが、米国株ではないので現地課税がありません。

日本国内の課税のみなので、約20%の税金で済むのです。

以上がADRのメリットです。

ADR(米国預託証券)のデメリット

ADR管理手数料がかかる

一般的に四半期~1年毎に1株あたり0.25~5セント程度の管理費用がかかります

銘柄によってADR管理手数料が異なるので、若干管理しにくいところもマイナスポイント。

ただし、高い配当利回りかつ、現地課税がないというメリットに比べれば、金額的にさほど気にすることはないデメリットだと思います。

ADR(米国預託証券)を活用してインカムゲインを充実させよう!

これまでみてきた通り、インカムゲイン狙いの投資においては、英国株、豪州株ADRはとても優秀です。

ぜひポートフォリオに加えてみて下さい。

はるまき
はるまき
はるまき自身も英国株、豪州株ADRへ実際に投資してるよ!そして今後も買いましていく予定!

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