Contents
マイナンバーカード制度の概要
- そもそもマイナンバーって?
- マイナンバーカードとは
- マイナンバー通知カードとは
1.そもそもマイナンバーって?
日本で生活している私たちには一人一人に12桁の番号が振られているのをご存知ですか?
これをマイナンバー(個人番号)と言います。
これまでも私たちはたくさんの番号で管理されていましたよね。
例えば、保険証番号、基礎年金番号、住民コードなどなどです。
でも、これらの番号はそれぞれ全然違う番号でした。
保険証なんかは加入する健康保険が変わる度に番号は変わってしまいます。
「バラバラの番号を一つに統一して、国民みんなの様々な手続きを楽にしよう!」
そう考えられてできた制度がマイナンバーです。
2.マイナンバーカードとは

マイナンバーカードはおもて面に氏名、住所、生年月日、性別、顔写真が、裏面にはマイナンバーが記載されます。
マイナンバーカードを取得するためにはお住いの自治体に申請が必要となり、初回は無料で取得することができます。
3.マイナンバー通知カードとは

マイナンバー通知カードとは、国民一人一人にマイナンバーを通知する紙製のカードのことです。
おもて面に「氏名」、「住所」、「生年月日」、「性別」、「マイナンバー」が記載されています。
マイナンバーカードと違って顔写真はありません。
マイナンバー通知カードは、申請せずとも全国民に配布されるため、すでに皆さんの手元に届けられていると思います。
当然費用等は発生していません。
マイナンバーカードのメリット・デメリット
- マイナンバーカードのメリット
- マイナンバーカードのデメリット
- マイナンバーカードを取得すべき人とそうでない人
1.マイナンバーカードのメリット
2019年11月時点でのメリットは、主に二つです。
地方公共団体情報システム機構が運営しているマイナンバー総合サイトによるとマイナンバーカードには6つのメリットがあるとされています。
しかし、そのうち2019年11月時点で実現されているメリットは主に次の2つに集約されます。
- マイナンバーカードが身分証明書となること
- コンビニで各種証明書の交付が受けられること
以上です。
身分証明書は免許証で十分だし、各種証明書もそんなに頻繁に取りに行くことはないのではるまき個人的にはメリットはほとんど感じません。
2.マイナンバーカードのデメリット
最も大きいデメリットは更新手数料と再交付手数料です。
・更新手数料について
先ほどもお伝えしたとおり、マイナンバーカードは顔写真入りです。
時が経ち、老化によって顔が変わってしまっては身分証明書としての利用が難しくなります。
それを防ぐためにマイナンバーカードには有効期限が設けられています。
具体的には発行から10回目の誕生日が有効期限(20歳未満の場合発行から5回目の誕生日)になります。
有効期限を過ぎれば、更新手続きが必要になります。
更新手数料は自治体によって異なるようですが、1,000円前後かかる自治体もあるようです。
更新のためわざわざ役所まで出向かなくてはいけない上、手数料まで取られてしまうのは大きなデメリットです。
なお、マイナンバー通知カードであれば有効期限がないため、更新自体が必要ありません。
・再交付手数料について
これは紛失した場合の手数料です。
マイナンバーカードを紛失してしまい、再交付を依頼した場合、再交付手数料が発生します。
金額はこれまた自治体によって違うようですが、こちらも1,000円ほどかかるようです。
マイナンバー通知カードの場合、再交付手数料は500円前後の自治体が多いようです。
マイナンバー通知カードの約2倍ほどの再交付手数料を要するものをわざわざ取得しますか?
3.マイナンバーカードを取得すべき人とそうでない人
マイナンバーカードを取得したほうがいい人は、手数料負担というデメリットを差し引いてもマイナンバーカードのメリットを享受できる人です。
例えば、身分証明書を他に持っていない人、頻繁に住民票や戸籍謄本を取得している人などが当てはまります。
逆に、これに当てはまらない人は現時点ではマイナンバーカードを作るのはやめておいたほうがいいでしょう。
マイナンバー通知カードを大切に保管しておきましょう。
まとめ
現状、ほとんどの人がメリットよりデメリットが大きいと感じると思います。
マイナンバーカードが普及していないのも当然と言えるでしょう。
しかし、国は政策として、マイナンバーカードの普及を推し進めているので、今後はさらにマイナンバーカードがないと得られない大きなメリットが登場するものと思われます。
はるまきとしては、そのときを待ちつつマイナンバー通知カードを大切に保管しておきたいと思います!
今日はこの辺で!
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